ここ近年、Go で作った UNIX っぽい Windows のツール

※ ANSI/UTF8自動判別と書いているは行単位で判断しているので、混在しててもだいたい大丈夫

• seek - color-grep for ansi/utf8 (Windows)
  • おれおれ grep 。ANSI/UTF8自動判別・カラー対応。SJIS か UTF8 かによって、findstr と jvgrep をいちいち使い分けるのが面倒くさくなって、作った。jvgrep の色使いをパクっ インスパイアーした。
• expect for Command Prompt powered by GopherLua
  • コマンドプロンプトで動く GopherLua ベースの expect。標準出力・エラー出力だけでなく、カーソル行とその前の行まで監視するので無敵。Git付属の OpenSSH で会社への ssh トンネルを掘って、リモートデスクトップを起動するところまで全自動でやりたかったから作った。
• tail for Command Prompt supporting -f
  • Windows で -f オプションをサポートした tail が手元になかったから作った。
• CURE.exe - Color-Unicoded moRE.exe
  • カラー more。ANSI/UTF8 自動判別。git diff の結果を奇麗に見たかったから作った。
• sponge clone for Windows
  • 標準入力の内容を全て読み取ってから、引数のパスに上書きする。一般に「foo < FILE > FILE 」すると FILE が0バイトになってしまうが、「foo < FILE | sponge FILE」とすると、FILE は foo が処理したものにちゃんと差し替わる。UNIX版がmoreutilsというツール集にあって、これはいいと思って真似て作ったのだが、ほとんど使ってへん…（差し変わってよいファイルでも、普通は用心して、一旦別ファイルに出すわな…）
• wouldyou: The Program UAC Elevate on command-line.
  • UACダイアログを出して管理者モードになってからコマンドを実行する。VB_Net 製。sudo が欲しかったから作ったが、その後、NYAGOS で同じ動作を実現する su を実装したり、JScript や PowerShell などでも実現できることが分かったので、ほとんど使わなくなった。
• findo: Search filename from the subdirectories of the current directory.
  • 指定した名前のファイルを検索する。findoという名前だが、findと互換性は別にない。DIR /Sが UNC パス上では動作しないから作った。
• nyagos: Nihongo Yet Anothoer GOing Shell 4000 (Extended Commandline Shell for Windows)
  • Windowsを無理やり UNIX 風にするのではなく、Windowsの文化を尊重しつつ、UNIXユーザがあまりストレスを感じないことを第一に作ったコマンドラインシェル。CMD.EXE と bash のチャンポンだと考えていただきたい（「よいところどり」なんて、さすがによう言わん）