はてなブログ・コマンドラインクライアント v0.7.0 を公開しました。
htnblog init
で設定の編集をできるようにした
jsonファイルの文法を知らなくても、設定の編集をすることができるようになりました。
$ htnblog init Hatena-id ? (← Hatena-IDを入力) API-KEY ? (← APIキー入力) End Point URL 1 ? (← 一つ目のブログのEndPointURL を入力) End Point URL 2 ? (← 二つ目のブログのEndPointURL を入力:Enterのみで省略可) End Point URL 3 ? (← 三つめのブログのEndPointURL を入力:Enterのみで省略可) End Point URL (default) ? (← デフォルトのブログの EndPointURL: 既定値は1と同じ) Text Editor Path ? (← テキストエディタのパス: 既定値は%EDITOR%) Saved configuration to C:\Users\hymkor\.htnblog
go-readline-ny を使っているので、Emacs-like な編集ができます。また、デフォルト値として、元々の JSON ファイル(~/.htnblog)に入っている値が入力行に入ります。
本当はホームディレクトリ直下の dotfile ではなく、%APPDATA% or ~/.config/ 以下にサブディレクトリを切って、その下に移動しようかとも思ったのですが、大層なので今回は見送りました。
ヘッダ関連
Rem: Alternate-Url: https://zetamatta.hatenablog.com/entry/2024/01/09/095250 Rem: App-Edited: 2024-01-09T10:41:32+09:00 Rem: Draft: no Rem: Edit-Url: https://blog.hatena.ne.jp/zetamatta/zetamatta.hatenablog.com/atom/entry/6801883189073619485 Rem: Published: 2024-01-09T10:40:16+09:00 Updated: 2024-01-09T09:52:50+09:00 Title: Cargo.toml からバージョンを抽出する ---
こんな感じに、本文前のヘッダを充実させました。
記事の日付を変えられるように、Updated: ヘッダをドラフトに用意
前は -updated
オプションで変更できるようにしていたのですが、ヘッダ部分で変更できるようにしました。書式は time.RFC3339
ですが、間違っていた場合は再編集になります。エラーメッセージは Rem: ヘッダに挿入されます。
変更できない記事データも、参考のためドラフトの Rem: ヘッダに列挙するようにした
はてなブログの API、結構、READONLY な項目多いですよね… 一応、参考のため、ヘッダに表示させるようにしたのですが、変更できると誤解させてはいけないので、Rem:
というプリフィックスを付けました。
Rem: Alternate-Url:
はブラウザで表示する際の URL、Rem: Edit-URL:
は API で編集する際の URL です。
今後の展望
バージョンも v0.7.0 になりました。そろそろ、v1.0.0 にしてもよい頃かもしれません。
今のところできないことは
- 「下書き」から「公開」への切り替え
U/I が悩みどころです。API の仕様上、「下書き」を「公開」することはできるが、「公開」したものを「下書き」へ戻せないようなのです。それが分かるような表現にする必要があります。 - タグの付与
API の仕様的にできたかなぁ…(要確認)
といったところでしょうか。API で出来ることって、意外と必要最小限だったりするみたいなんですよねー。APIって、提供する側にとっては、労多い割に益が少ない機能ですからねぇ…